―ダイドーベンディング近畿株式会社のSDGsへの取組みー

 

標2.飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
2.4 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。

 

農業ビジネスに参入し、耕作放棄地の活用に取り組んでいます

  現在、全国において、耕作放棄地の問題が顕著化しています。耕作放棄地の状況については、2020年の農林業センサスの結果、42.3万haとなり、耕地面積が減少している一方で、2015年調査から2.7万ha増加している状況にあります。
  当社が本社を置く兵庫県川西市地域及びその周辺地域においても、高齢化や後継者不足などを原因として、全国傾向と同様に、耕作放棄地が拡大している傾向にあります。
  そこで、当社では、持続可能な農業の実現の一助となるべく、持続可能な食料生産、農地活用、安心安全な食品づくりに貢献することを目的として、耕作放棄地を活用し、にんにくの栽培事業に取り組んでいます。

 

  当社は、にんにくの栽培事業を通して、さらなる成長をめざし、経営の多角化を図ることで、より安定した会社経営を図るとともに、定年を迎える従業員の再雇用先の確保による適切な従業員の循環システムの確立に加え、新たな雇用の創出による地域の活性化に取り組んでまいります。